<音響&MPers編>STREET THE MUSICAL

 両コースから用意ドン!は、イマーシブ的には、音響が生命線。

 音響にきっかけがわかる効果音を入れたり、フィナーレで落ち合えるように時間を合わせて両コース編集しているからです。1秒単位での計算で両コースの音源を揃えていく必要があります。

 拍手間を●秒にして、テンポ早めて●秒縮めて、チェイサーは移動する人数が多めだから●秒にしておいて…あれ、13秒ずれた?!じゃあ、もう一つのコースの…と、迷宮入りするのです…

 これを担当してくれたのが、前回のイマーシブ実験でもタイムラインを伝授して音作りをしてくれた渡辺匡哉くん。大学生ですが、私が社会人で始めに習った「依頼されたことに嬉しい驚きを乗せてお返ししなさい」を既に実行している凄い若者。私の意図を汲んだ上で、アイディアを乗せてくれるし、俯瞰して議論ができるので深められる。

 全体の雰囲気を作るのに、イマーシブ的にはバックグランドミュージック(主に時間調整の役割も果たす)が要で、冒頭・曲の合間や移動(各地区の頭とお尻に流し促す)に使います。ショッピングストリートは、クリスマスモード。ショーの頭からフィナーレにかけて、サンタさんが近づいてる感じが欲しいとお願いしたところ、サンタが街にやってくる♪を3種類のアレンジでコース別、経過別に用意してくれました。

 創ってる側としては、リセット・スタンバイ音なので、陽気なこの音楽が焦らせず、お客さん側からはワクワクが続いて、ナイスチョイスでした♪

 かなり短時間での音源制作だったので、色々と改善点はありましたが、バックグラウンドミュージックのアクセントが効いた音響デザイン。


 そんな渡辺君は、作詞・作曲もします。MP(モデルプロダクション)では大道具希望だったのに、オーディションの空き時間に、いきなりピアノで作曲した曲を弾いてくれました。聴きながら、こんな情景がパッと浮かんで。

 別れ話をしていたら、雨が凄い降り出して、帰るに帰れなくなってしまった明け方に、「ああ、なんか、小さいこと気にしてたな、私…」って感じ始め、なんとなく癖でコーヒーを2人分入れてしまう。「いや、もう別れるんだし…」と思いながらも、差し出し、二人無言でコーヒーを飲む中、ひたすら降り続く雨。「別れるんだか、言いたかっただけで、結局このままなのか。そんなことを考えることすらもーいっか。」みたいな朝5時前。

 そんな印象的な出会いでした。歌詞をつけて歌にしよう!ちょっとやってみよう!みたいなところでタイムオーバーになり、そのままですが。ミュージカルの作曲もこれからしていくそうで、今後がとても楽しみです♪


 そして、こちらが渡辺君含め、今回の協力バックアップをしてくれたMP18キッズ♪

左端の男性が渡辺君。舞台関係の仕事に就きたいと就活前に、稽古場で台本やら譜面やら音源やら小道具制作やら、現地リハでは私と爆走しながらカバン持ちまで、あらゆるアシスタントをしてくれた遥、詩織、柚美子(当日は魔法のエルサ役でマントと手袋を飛ばしたり雪を降らせる魔法も!)、ミクラ、マイハ。


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